TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)ショーケース参加作品。
新旧の建築が入り交じる港町横浜の黄金町で、個室での一人暮らしが定着する日本の住まいについて描いた、二つの短編を同時上演するというプロジェクト。






この演技は、いつ終わるのだろう?
トイレ、風俗、カラオケボックス
演技不要な個室で用を足し
演技の必要な公共の場所へ行きつ戻りつ
終わりの見えないわたしたちの演技は続いていく
18平米の部屋に親子で暮らしていた頃。 母と姉妹、女3人で川の字になって眠っていた頃。 中学のときに、個室を与えられた頃。 他人に対する自分の在り方≒演じ方を考え始めた頃。 演劇にたずさわり演技が面白くなり、また、ばからしくなった頃。 そんな頃を振り返りながら、この地域でギャラリーを営む美術家やミュージシャンと共に現地制作された短編演劇作品です。
【構成・演出】平松れい子
【美術】竹本 真紀、モリィ・バーンズ
【場所】横浜・黄金町『八番館』
【主催】AAPA 【協力】黄金町エリアマネジメントセンター
【出演】竹本 真紀
日下 範子
モリィ・バーンズ
平松 れい子
【企画名】AAPA『短い旅行記』